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数学得意科目化計画(11)授業を完全理解するには
Aug 25, 2007
著者: 山崎 博
数学得意科目化計画(11)授業を完全理解するには
前回言ったように、数学を得意科目にする最初のステップは「授業進度に楽々ついていき、授業中に完全理解できる」事です。
このステップを成功させるために必ずやることは「予習」です。
「そんなこと知ってるよ!」
「やろうとしたけどできないよ!」
「本当にそれでできるようになるの?」
「どうやってやるの?」
「一人でできるの?」
君はどれでしょうね。
数学得意科目化計画は予習から始まります。
絶対に予習が必要です。
大切なのでもう一度言います。
予 習 し て く だ さ い !
予習のやり方を教えてもらったことはないと思いますから、ここで予習のやり方を整理しておきます。
●どこが分からないか詰めておく。
例えば
「……、ここで完全平方を作って……」→「完全平方って何だ?」
のように、自分のわからない所をはっきりさせておく。
●例題や問題を自分で解く。
解けても解けなくても、自分なりに実際に解答を書いておく。途中で詰まっても、完全解答を書けなくても、できる限りのことをやっておく。
これが予習です。
数学に使える学習時間は限られていますから、1題に1時間2時間と時間をかけるわけには行きません。
雑にやっては効果が落ちますが、のめり込みすぎて時間をかけすぎるのも得策ではありません。
5分考えて何もできなかったら、それは君の持つ技術に何かが足りないのです。潔くあきらめ保留にしておきましょう。
かなり欲求不満になると思いますが、授業で解決したとき快感に変わります。それまでじっと我慢して、他の教科の学習をしましょう。
予習では8割ぐらい自分でできて、2割が残るぐらいなら成功です。
もし自分でできる割合がもっと低いときは援助を必要とします。解説本や参考書を利用するのも良いでしょう。本屋でいくつか見て、自分の読みやすい物を選べば間違いありません。
さて、予習すると次のようなことが起こります。
学校の授業を聴くとき、自分で解決できた部分は、確認程度に軽い気持ちで聴けます。時々「おっ!」と思ったことは書き留めておきましょう。
分からなかった所になると、自然と集中します。そして、説明を聞くうちに、「そうか! そういうことだったのか!」と疑問点が解決します。このときの快感は経験した人にしか分かりません。アドレナリンが噴出します。
こんな事はめったにないと思いますが、説明を聞いても完全に解決しないことがあったら、その場で、または授業終了後、すぐに質問して解決してください。
これで、授業が終わった瞬間に、君は完全に内容を理解できています。すぐに問題演習を始めましょう。
このときの授業風景です。
すでに数学をあきらめている人は除いて、君以外の人はコツコツ忙しくノートを取っています。
ノートを取っているからといって、完全に理解しているとは限りません。家に帰って復習して初めて、分からない所があることを発見します。
もう君が完全理解しているのと比べて大きな差がついていますね。
他の人がコツコツとノートを取っているとき、君は余裕で授業を聴いています。
「うんうん、そうそう」などとちょっと生意気です。そして、あるところで「わかった!!!」と叫んだりします。
どうですか。
数学が得意科目になる日は案外、近いんじゃないですか?
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